克服プログラムの印象、通っていた人の特徴 そして勉強になったこと

驚くくらいたくさんの人が来ていました。でも一対一の時もありました(現在は特別プログラムじゃないと受けられません。芸能人やセレブが受けているのかも)。
岩波先生は非常に忙しく動き回っていて、大変だなと思いました。
それでも子供に疲れを全く見せずにパワーのある対応をしてくれて感謝しています。
わたしと息子が会ったあらゆる不登校と心の専門家のなかでも突出していて、まさに破格の人でした。
これは会った人誰もが感じることでしょう
沖縄から別の心理脳内プログラムですが、通われている人がいたのにはびっくりしましたが、それだけ岩波先生に引力がおありだからと思います
今では海外から当たり前のようにたくさん通われているそうです。世界にもここまで効果のあるものはないと思います。
それに薬が多いですから、廃人や薬漬けになるリスクもあります。
北海道からは登校拒否の子供が親御さんと一緒に来ていました。
でも、あまり登校拒否の親同士が一緒になることはないと思います。
不登校克服プログラムは基本的に親が子供を連れて来るという形ですが、不登校を経験して、社会に出たとしても潰れてしまった人が、自分の意志で来ていました。
わたしとしては、まだ中学か高校生の年代のうちに心の問題を先生に診てもらうほうがはるかにいいと思います。
悩んでいる期間が少なければ少ないほどいいと言います。
子供がいよいよ抜き差しならない苦しみにさいなまれて、自分の意志で通おうとするということは、それだけ悩みのキャリアがあり、生きる自信もなくなっているということです。
わたしは考え方をこう改めました。
わたしの息子は登校拒否という問題に直面して、逆に良かったかなって。
もしだましだまし低調に学校に通っていても、もしかしたらひどいうつ病や社会不安障害に陥っていたと思います
(それは岩波先生や通っている人もいっていました)
本当にあの時期に先生に仰いできて幸せと感じるようになりました。
子供も長い眼で見たら、悩んで良かったかもしれないというくらいですから。

また一つ反省することがありました。
神経症で通われている人がそれこそ山ほどいましたが、高学歴のオンパレードでした。
勉強が良くできる人ばかりが悩んでいたんです(特に岩波先生のところには高学歴の人は、立派な肩書きや職業の人が多いそうです)
それは負けず嫌い、完璧主義という本人の要素もあるようですが、親の教育方針で勉強だけは良くできたとか、成績が悪いと怖い思いをするからという理由でした。
私たち親は、子供に無理な負担をかけていなかったでしょうか?
それで登校拒否になり、勉強に遅れるようになったら、それこそ本末転倒でしょう
勉強の後押しをするのも時には必要でしょう。
でも子供の心を踏みにじるようなことだけはしてはいけないと思いました。
けっこう、わたしも夫もしていました。
子供を甘やかすといけないというのは一面の真理でしょうが、そこに愛を感じてあげさせなかったら、ただの虐待です。
子供に教育が必要なのは今もわたしは変わっていませんが、そのやり方だけは間違えないようにしなくてはいけません。
自発的意志で勉強する子供ほど、よく身に付くことはないのですから。

通われている人は、非常にやさしくて、悩んでいる様子が見えませんでした。
でも、心の内にはすごく深い心の傷と不安をいつも抱えているそうです。
そういうそぶりがちっともありませんでした。
普通に暮らせて、仕事ができているんじゃないのかな、大学もちゃんといけているんじゃと思える人ばかり
そこに人間の怖さがあります。
外面だけをつくろって、演技をしているとのことです。
でも心の底は決して満足できないものを抱えている。
怖いことですよね
あと先生にあって、非常にホッとしていて明るいということもあるでしょう
すごく見違えるほど元気になった人もわたしがお会いした中では多かったです

日本には数ある不登校のカウンセラーやセラピストがいるでしょうが、 心を深い部分で扱うことにかけて日本一の腕を持つ先生であることはわたしが太鼓判を押します!
最高の不登校&心の専門家に相談するのが一番の近道でした。
そういう人と巡り会えるかどうかが大切です。

わたし達の頃とは岩波先生の心理脳内プログラムは事情が違ってきているので、そこを書いておきます。
小学生のお子さんが通う不登校克服プログラムは、現在やっていないようです。
小学生の子供は受ける意志がないため、プログラムが成立しまいし、無理やり通わせると、子供が怯えてしまうからです。
学校もいけない子供が、知らないところに行くなんて、ありえないことでしょうし。
別に、親子関係悩み解消・不登校親支援プログラム があります。
これはわたし達不登校やひきこもりの子供を抱えるプログラムです。
子供の心をいい方向に導くことができる機会を一番もっているのは、実はわたし達親です。
言うまでもないことですよね。
わたし達にも歪んだところがあるるため、そこを変えていかなくてはいけません。
まずは自覚することが大事です。
もし原因の多くが、わたし達の家庭環境と教育にあると思われたならば、子供よりもまっさきに受けたほうがいいと思います。
様々んことが気付かされます。
それも頭ではなく、心で。
そして、わたし達の変化が子供に必ずいい影響をあたえることができると思います。
考えても見てください。
子供はわたし達に一番一緒にいる時間が長いのです。
良い影響も悪い影響もどんな影響を吸い取ってしまって、生きにくい状況に陥ってしまうのです。
親の心に余裕がなければ、子供の心はもっと余裕がなくなっていくでしょう。
自身の人生のためにも、何より子供のためにも、親も努力しましょう、変わる努力を。


 

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